古い家屋によくありがちな水道から赤い水が出る症状。鉄の成分が剥がれ落ちて出ているのが多いのですが、今回はその鉄をガッツリ溶かして水道管内を洗浄してみることにいたしました。
プロの業者さんはなかにコンプレッサー等を使用して中に空気を送り込んでいるのが主だと思います。
今回素人としては難無く安全にするために、100均のダイソーで売ってるクエン酸の粒材を購入して水溶液としたものを水道管内に滞留させて、放置したのちに放出するといった手法をとりました。
1番の問題点は水道管内にどうすればクエン酸水溶液を挿入することができるのか?でした。
いろいろ思案する中で安く済ませるにはお風呂の水を洗濯に再利用するために販売している簡易ポンプでした。
そちらをホームセンターに行って2500円程度で購入することで管内に流し込むことができるのではと考えました。
結果は大成功、ポンプ側に水溶液を30リットル程度用意して水道にホースを差し込み一気に流し込みました。
この時点では当然水道の元栓は締め切って、一個の一番遠い蛇口を開けてあります。そうすることで流し込んだ際の水溶液が出てることが確認できます。また熱湯に近い湯を水溶液とすることで、一番遠い蛇口からお湯が出てきたとするなら確実に水溶液が届いていると確認しやすいのでいいかと思います。
今回は8時間放置しましたが、ゴリゴリに真っ黒な水が出てきます。ただ一回では綺麗にとれるような物ではないのでわてはあと三回はしようと思います。20年の汚れ恐るべし。